ーーー歯医者さんはむし歯にならないーーー
「歯医者さんはむしばにならない。」
わたしが子供の頃、歯医者通いをしている時そう信じておりました。
「歯を磨きなさい。でないとまたむし歯になっちゃうよ」と、
歯医者さんに言われたからです。
子供心に(そんなことを言うくらいだから)「歯医者さんは、
むし歯にならないんだ。」と固く信じていたのでした。
本当のところは?
ご存知の通り
「歯医者もむし歯になります!(ならない人もいます)」
何を隠そう、わたしもなりました。
そのくせ「歯を磨いてください。甘いものはひかえましょう。」
なんて患者さんに言ってるんですね。
偉そうですねー。
でも、仕事ですので、言わなければいけない場面が多々あります。
なので言ってますが、偉そうに聞こえて、言うたびに気が引けます。
なのでいっそここで告白してしまいました。
(これでスッキリ、胸のつかえがとれました。)
もし「歯を磨いて下さいね。甘いものは控えましょう。」と言っている私に出会ったら、自分の経験をふまえて言ってるんだなと思って下さい。
次に、子供の私が、もう少し学年が上になってくると
「歯医者さんも,むし歯になるらしい」ということがわかってきました。
そのとき思った疑問、
「歯医者さんは、自分がむし歯になったらどうするのだろう?」
お答えします。
「簡単な治療なら自分で行います。
簡単でない治療なら、患者さんの歯を親身になって長持ちさせようとしてくれる歯科医に治療をお願いします。
一度失った歯は2度とはえてきません。
歯科医師である私が、受けたい長持ちする歯科治療とは、
どんな治療でしょうか?
できるだけ自分の歯を削らずにすむ治療法、
できるだけ神経をとらずにすむ治療法
できるだけ歯を抜かないですむ治療法、
そうはいっても,やむをえず、しなければならない時もあります。
その時は、申し訳ないのですが、あきらめていただいてます。
歯科医師である私がもし女性なら、
そして治療を受けるのなら、
口元を美しくしてくれる治療は前提条件です。
口元に自信が持てて
思わず笑顔があふれてしまうような治療。
そういう治療でなければいけません。
さらには、多くの歯を治療する場合は特にそうですが、
治療するにあたり、他の歯や、
全身とのバランスを考慮してくれなくてはいけません。
かみあわせのバランスはとても大切なので後でも述べますね。
「失ったら2度と生えてこない患者さんの歯を大切にあつかいたい。」
そんな思いで日々診療しております。
どの患者さんも、実際のところ、
いろいろな心配や悩みを抱きながら来院されます。
あなたがご自分の歯に対してどういうことを望んでいらっしゃるのか。
お悩み、心配、ご要望等をじっくりお聞きかせください。
私は、100人いたら100通りの治療法があると考えます。
どういう治療があなたにとってベストであるか、一緒に考えていきましょう。
そして治療開始
治療中もわからないところはお気軽にお尋ねください。
またその都度ご要望や希望を伺いながら進めてまいります。
そしてさらに、待ちに待った治療終了の日
気兼ねなく何でも食べられるようになった喜びと、
治療を終了まで通い終えた達成感で、
ほっと一息つくことでしょう。
でも、これで終わりではありません。
治療が終った後も、
あなたのお口が長く健康でいられるように
きちんとしたメインテナンスを行っていきます。
これは痛みがないのはもちろん、
気持ちのいいクリーニングです。
お口の中はツルツルで気分爽快
患者さん(健者さん?)にも人気です。
ーー噛み合わせのバランスをとることはとても大切ですーー
私が自分の治療をしてくれる歯医者さんに、
してほしい大切なこと。
一つの歯を治療するときも、
噛み合わせと全身のバランスを大切に考えて欲しいと思います。
最近はバランスをとる基準を、重力線上にとる考え??!!が、
ひろまってまいりました。
当院も10年ほど前より、取り入れてます。
むずかしい理屈はここでは、省きます。
大事なことは、それを取り入れて、どうなったかですよね。
以前より
圧倒的に良い結果を得ることができるようになりました。
具体的には
1、痛くなく、良く噛める総入れ歯が、
確実に提供できるようになりました。
特に、下の総入れ歯で長年苦労されている方、
大勢おりますが、
どの方にも満足をいただいております。
2、肩こりや、腰痛、頭痛が少なくなった。又はなくなった。
あるいは、身体が楽になったと、
よく喜ばれるようになりました。
3、顎関節症の治療成績が向上しました。
食べる時の顎の痛みがある人、
アゴを気にせずに、
噛みしめられるようになってます。
等々です。
噛み合わせのバランスわるいため、
肩こり、首すじの凝り、腰痛 頭痛などの治療が長引いている場合があります。
そのような方、お気軽にご相談ください。
私は、噛みしめられない方に
「噛みしめることのできる心地よさ」を知ってもらいたいと思っております。
なぜなら、必ずや、その方の健康に通じるからです。
噛みしめられる喜びを分かち合いたい。
より良い健康状態で、
毎日を過ごすことができる喜びを
皆さんと分かち合いたいと思っております。
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