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虫歯の常識ウソ・ホント!?

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▼「むし歯予防には早期発見と
  早期治療が何よりも大切」?

あなたは、歯に関してこんな常識をお持ちではないでしょうか。

▼「むし歯予防には早期発見・早期治療が何よりも大切」

▼「むし歯は削ってつめれば治る」

▼「家で毎日歯みがきをしていれば、むし歯にも歯周病にもならない」

▼「歯医者さんは、歯が痛くなったら行くところ」


あなたのお母さんも、学校の先生も、歯医者さんも、だいたいこんなことをあなたに言い聞かせてくれたはずです。

そうですね。
これらは、ごく当たり前の常識



・・・ではなかったんです!


普通に生活していては、なかなか手に入れにくい歯に関する情報を、ここでこっそりあなたにお教えします。


▼「むし歯予防には早期発見・早期治療が何よりも大切」

一般的に、「病気は早期発見・早期治療が肝心」と言われていますよね。確かにそのとおりです。でも、歯に限ってはそうとは言い切れない部分があります。

もちろん、むし歯にだって早期発見が大切なのは確かです。ここは正解。問題は、「早期治療」の部分です。

学校でおこなう歯の定期検診で「これを持って歯医者さんに行ってくださいね」と紙を渡されて、歯医者さんで治してもらったのに。寝る前の歯みがきだってちゃんとしているのに、また翌年の歯の検診では同じようなところに小さなむし歯が見つかってしまう。

何年もそんなことを繰り返していたら、口の中がむし歯の治療あとだらけになってしまった…なんてことはありませんか?

実は、子供の初期のむし歯は、削って治療しない方がいいと言われています。歯を強くする薬を塗ったり、ダラダラ飲食しない、偏食しない、よくかんで食べるといった風に、生活習慣を改善することで、削らずに治せることが多くあります。

「初期のむし歯だから、早く削ってつめましょう」ではなくて、「初期のむし歯だから、予防処置をしてむし歯が進行しないように、治るように一緒にがんばりましょう」というのが正しいやり方です。

もちろん、ある程度以上に進行してしまったむし歯は、削らないと治りません。その見極めは、あなたが信頼する歯医者さんにお任せしてください。疑問に思うことや心配に思うことがあったら、先生にたずねてみてくださいね。
   

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