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歯がズキズキと痛むとき
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むし歯になったらすぐ歯医者さんへ!
…でも、どうしても歯医者さんへ行く時間が取れなかったり、痛くなったのが夜だったり休日だったり。そんなとき、少しでもむし歯の痛みを和らげられるように、応急処置の方法を書いてみました。
1.はっきりと分かるむし歯の穴がある場合は、まず穴の中をきれいにしてください。
2.食べかすが詰まっているようなら、歯ブラシ(歯磨き粉はつけないでくださいネ)やつまようじなどでそっと取り去ってください。このとき、つまようじで穴の中をつついてしまわないように注意してくださいね。
3.そのあと、ぬるま湯やうがい薬で口の中を洗浄します。
4.もし自宅に「今治水(こんじすい)」や「正露丸(せいろがん)」があれば、それらを使ってください。「今治水(こんじすい)」はむし歯に直接塗る薬で、むし歯の痛みを和らげる効果があります。「正露丸(せいろがん)」はむし歯の穴に1〜1/2粒をそのまま詰めて使います。いずれのお薬も一時的に痛みをとる効果しかありません。むし歯そのものは治らないのでご注意を!
5.冷やすと痛みが緩和されるので、氷水で冷やしたタオルや冷却シートなどで外側から頬全体を覆うようにして冷やします。
6.体が温まると痛みが強くなるので、運動や入浴、飲酒は避けて安静にしてください。
7.市販の鎮痛剤は歯の痛みにも効きますから、我慢できないほどの痛みの場合は服用してもいいと思います(説明書をよく読んでから服用しましょう)。
8.歯の痛みにきくツボがあります。
一つは合谷(ごうこく)という場所です。痛いと感じるくらい、反対の手の指で強く揉んでください。
もう一つは頬車(きょうしゃ)です。指のお腹でぐりぐりと回転させるように1〜2分、強めに押してください。
あくまでもこれらは応急処置です。
できるだけ早く、歯医者さんに診てもらってくださいね。
休日や夜間に我慢できないほどの痛みが出た場合は、救急病院に行くという選択肢もあります。市区町村の広報誌や新聞の地方欄に、休日・夜間の救急診療指定病院が記載されている場合がありますので、チェックしてみてください。
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